3人ぐらし日記

大人ふたりと子どもひとり

2018年も終わりそう

今年も2018という数字に慣れないまま、2018年が終わってしまった。思えば去年は一人暮らしだったのが、今年は三人暮らしになったんだからすごい変化だ。三倍だ。

先にここ最近の話をしておく。初めて息子を救急に連れていった。事故った。風呂場で滑って息子の手を下敷きにした。頭や胴は死守したが手が腫れてしまったので、動転しながら病院に電話し連れていった。パニクりすぎて7ヶ月のところを10ヶ月とサバ読んだ。レントゲンも撮ったが、とりあえず異常はなくて安心した。年の瀬に肝を冷やした。

今年一番の出来事といえば、やっぱり息子が生まれたことだ。まー生活が激変した。ついでに思考回路も。身も心も息子が世界の中心で、たまに「時には自分勝手に生きてぇ」などと頭をよぎっても、結局息子の事情で諦めることが日常茶飯事になった。それがストレスになる時もあれば、絶対的に信頼してくれる存在があることを誇らしく感じる時もあり、母親とはかくも複雑な存在なのだなぁと実感する日々だ。

息子はほんとにかわいい。見た目の可愛さももちろんだが、目が合うとにぱっと笑う愛嬌とか、離乳食を前にすると身を乗り出してはふはふがっつく食欲とか、「ふぇっふぇっ…あんぎゃー」と目をくしゃっとして口が四角くなる泣き顔とか、一心不乱に進むずり這いとか、抱き上げると立とうとぴんと伸ばす足とか、そのほか一挙手一投足の仕草がほんとにかわいらしい。赤ちゃんは世話をしてもらうために、大人にかわいいと感じさせるような顔をするらしいが、見事に乗せられている。

 自分が母親になるとつい、子供関連のものが目につく。ニュースを見ていても子供の関わる事件事故に敏感になった。特に虐待とか。確かに産後は心理的にも不安定になりがちだし、いらいらが湧き上がる道理がわからなくはないけれど、私とこのお母さんとは何が違うんだろうと考える。まだ慣れないこの世界で一生懸命生きようとしている我が子を見ると、私は彼の幸せを願わずにはいられない。

来年は復職するし、家族で乗り越えていかなければならないことでいっぱいだろう。まーでも旦那と支え合いながら、息子の成長を見守っていけたらいいなと思う。